BAD GENIUS バッド・ジーニアス
2017年、ナタウット・プーンピリヤ監督長編2作目として本国タイで公開され、国内興行収入1位、16の国と地域でサプライズヒット(うち中国・香港・ベトナム・マレーシア・ブルネイ・マカオ・フィリピンではタイ映画史上歴代興収1位)を記録、日本でも満席続出となった話題作『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』のリメイクが誕生!製作を手がけるのは、フランス映画『エール!』を『コーダ あいのうた』としてハリウッドでリメイクし、第94回アカデミー賞(R)作品賞を受賞したスタッフ。
舞台は2016年のアメリカのとある地方都市。貧しい家庭に育つ天才少女・リンが有名高校に特待入学するところから物語は始まる。落第の危機に瀕した親友を助けるため、リンは試験中にある方法で答えを教えてしまう。その事件をきっかけに、リンを取り巻く環境は一変。やがて、世界を跨ぐカンニング計画の実行へと発展していくのだった―。
天才的頭脳で自らの道を切り開く主人公・リンを演じるのは、スティーヴン・ソダ―バーグ監督のホラー『プレゼンス 存在』(’24)で鮮烈な印象を残した新生、カリーナ・リャン。努力型の秀才でリンの相棒となるバンクを演じるのは、人気テレビシリーズ「BEL AIR(原題)」で主演を務め、全米のティーンから絶大な支持を得るジャバリ・バンクス。ランドリーを営む純朴なリンの父・モウを演じるのは、『アベンジャーズ』シリーズでドクター・ストレンジの相棒ウォン役で知られるベネディクト・ウォン。
メガホンをとるのは、本作が初監督となり、脚本も担当したJ・C・リー。これまでに数多くの映画、演劇、テレビシリーズの脚本を担当し、2019年にサンダンス映画祭でプレミア上映された『ルース・エドガー』では高い評価を集めた。共同脚本を担当したのは、『ル―ス・エドガー』でもリーとタッグを組んだ経験のあるジュリアス・オナー。MCUの話題作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(’25)では、脚本のみならず監督も務めた、ハリウッドが注目する最旬クリエイターの一人だ。製作には『コーダ あいのうた』プロデューサーのパトリック・ワックスバーガーが名を連ねるなど、ハリウッド版『バッド・ジーニアス』を新たに生み出す盤石の布陣が実現した。
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