AWAKE
G
日本
山田篤宏
吉沢亮、若葉竜也、落合モトキ、寛一郎
オフィシャルサイト
2019「AWAKE」フィルムパートナーズ


AWAKE

夢の終わりは人生の結末じゃない。プロへの道を諦めた英一が、冴えない大学生活で見つけた常識破りの挑戦とは―!?



主人公・英一を演じるのは、飛ぶ鳥を落とす勢いの俳優・吉沢亮。共演に、若手実力派・若葉竜也、幅広いジャンルで活躍する落合モトキ、映画・ドラマ界の注目を集める寛一郎。更に、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことら、確かな実力を持つ面々が顔を揃える。

監督は山田篤宏。2015年の将棋エンタテインメント「電王戦」に着想を得た(★)本作は、第1回木下グループ新人監督賞グランプリに輝く自らのオリジナルシナリオを映画化した記念すべき本格的劇場映画デビュー作となる。



プロになれなかった男と天才との戦いの興奮、緊張感を将棋が分からない人にも伝え、それぞれの苦悩や葛藤を見つめながら、将棋の世界で一度は挫折した英一が新たな夢を見い出し、再生する姿を映し出す。人づきあいが苦手で、人間としても未熟だった彼がプログラミングを通して成長していくそのドラマは、挫折が人生の結末ではないこと、自分が信じるものや好きなことと真摯に向き合えばいつかきっと道が拓けるということを教えてくれ、ひたむきに生きているあなたの背中をそっと押してくれるに違いない。

★・・・2015年に行われた将棋電王戦FINAL第5局、阿久津主税八段 VS AWAKE戦。開始からわずか49分、21手という異例のスピード決着となった。将棋プログラム・AWAKEの開発者は、元奨励会員という経歴の持ち主、また、棋士の手がコンピュータの弱点をついたものであったことから、当時、ネットユーザー、将棋ファンの間で物議を醸した。

辞めたあと、何をしたらいいのか全然わからなかった。 でも、もし誰も思いつかないような自由な将棋を指す プログラムを育てることができたら― 将棋を辞めたことにも意味があるかもしれない。