私をくいとめて
G
日本
大九明子
のん、林遣都、臼田あさ美、若林拓也
オフィシャルサイト
2020「私をくいとめて」製作委員会

私をくいとめて

2017年、各地でロングラン上映がされ、第30回東京国際映画祭コンペティション部門 観客賞受賞、第27回 日本映画プロフェッショナル大賞 作品賞・主演女優賞をW受賞した『勝手にふるえてろ』。 同作の原作・綿矢りさ&監督・大九明子が再タッグ!



おひとりさまライフがすっかり板についた黒田みつ子、31歳。 みつ子がひとりで楽しく生きているのには訳がある。 脳内に相談役「A」がいるのだ。

人間関係や身の振り方に迷ったときはもう一人の自分「A」がいつも正しいアンサーをくれる。 「A」と一緒に平和な日常がずっと続くと思っていた、そんなある日、みつ子は年下の営業マン 多田くんに恋をしてしまう。

きっと多田君と自分は両思いだと信じて、みつ子は「A」と共に一歩前へふみだすことにする。



大九明子監督コメント

「私をくいとめて」を実写化しようと思ったきっかけ。 読んでみてびっくり。主人公がもうしっかりと脳内で会話してるじゃないですか!Aとか名付けちゃって! 「私をくいとめて」は、綿矢文学の醍醐味である切れ味のいい言葉たちの間を、さまざまな色が漂い、ある時はスパークする。色に溢れた読書体験を終えた時には、この色と言葉をどう映像で描こうか、と考え始めていました。私、これ撮らなくちゃ。とすぐシナリオにして、プロデューサーに売り込んだ次第です。