ヤクザと家族 The Family
PG12
日本
藤井道人
綾野剛、舘ひろし、尾野真千子、北村有起哉
オフィシャルサイト
2021「ヤクザと家族 The Family」製作委員会


ヤクザと家族 The Family

ただ、愛した。 矛盾と不条理のこの世界で、全てを懸けて――。

日本アカデミー賞6冠『新聞記者』の スタッフが再び集結して新たに挑むテーマは 「ヤクザ」

MOTHER マザー』『新聞記者』など、鋭い視点で現代を表現する映画会社スターサンズと、スタイリッシュな映像とクールな男たち像を描くことに定評のある『新聞記者』の藤井道人監督。『新聞記者』を世に出した彼らが挑む最新作のテーマは「ヤクザ」。

「変わりゆく時代の中で排除されていく”ヤクザ”という存在を、抗争という目線からではなく、家族の目線から描いた作品」と自身で脚本を担当した藤井監督は語る。様々な問題をはらんだテーマを、現代に何かを突きつける一級のエンタテインメントとして描き出す。



変わりゆく時代の中で生きる男たちを 【家族・ファミリー】の視点で描く ヒューマンストーリー

これは、ヤクザという生き方を選んだ男の3つの時代にわたる物語。荒れた少年期に地元の親分から手を差し伸べられ、父子の契りを結んだ男・山本。ヤクザの世界でのし上がる彼は、やがて愛する自分の≪家族≫とも出会う。ところが、暴対法*の施行はヤクザのあり方を一変させ、因縁の敵との戦いの中、生き方を貫いていくことは一方でかけがえのないものを失うことになっていくー。



主人公・山本役に今回初のヤクザ役となる綾野剛。山本に“家族“という居場所を与えた柴咲組組長・柴咲を、ヤクザ役は43年ぶりとなる舘ひろし。その他、豪華キャスト共演のほか、主題歌には綾野自らオファーしたという常田大希がmillennium paradeとして加わり、書き下ろし楽曲で本作を彩る。現代ヤクザの実像を描き、今の世に問題を突きつける、全く新しいスタイリッシュ・エンタテインメントがここに誕生!!

※ 暴力団対策法:1992年、2012年に施行。暴力団の無力化に大きく役立ち、企業や地域社会への影響力を減じる契機となった。