秘密への招待状

ジュリアン・ムーアとミシェル・ウィリアムズの共演、素晴らしいです！久々に泣いてしまいました...。泣ける作品が感動作かというと、そうでもないみたいで、、、この作品はホロリと泣いてしまう人と、なにこの人たち!?ってなる人と分かれるようです。



人にはいろんな秘密があります。その秘密をどう隠すのか、さらけ出すのか、暴くのか。なぜ、秘密は秘密だったのか。そういう意味での「秘密への招待状」という邦題なのでしょうね。本作品、実はデンマークの作品のリメイクらしいのですが、そのオリジナルの作品も本作の原題も『アフター・ウェディング』です。確かにウェディングの前と後では、かなり印象が変わる作品なので、原題は納得です。



いろいろな見方、というか感じ方があるとは思いますが、人間のエゴや葛藤、（生みの親と孤児の子供と育てた子供など）親と子とか家族とは、そしてそれぞれ人としてもつ感情など、題材はとっても深くて、いろいろな伏線が折り重なりながら解きほぐされていきます。



ミシェル・ウィリアムズのショートヘアー、とっても素敵！　ジュリアン・ムーアがこれでもかっというくらい際立ってる（そこに泣かされてしまったのですが、本作品の監督はジュリアン・ムーアのダンナさん。）エンディングの曲「Knew You For A Moment」は、グレイス役のアビー・クインのオリジナルの弾き語りで、これもとっても素敵です。

評価がはっきり分かれる本作ですが、親世代の方が泣けるのかも。泣けるか泣けないか、、、劇場にてお待ちしております！