ニトラム NITRAM
Nitram
G
オーストラリア
ジャスティン・カーゼル
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ジュディ・デイビス、エシー・デイビス、アンソニー・ラパリア
オフィシャルサイト
2021 Good Thing Productions Company Pty Ltd, Filmfest Limited


ニトラム NITRAM

全世界が震撼、驚嘆、絶賛。彼は如何にして無差別殺人を最終手段に選んだのか。

オーストラリアの観光地で起こった史上最悪の《ポート・アーサー事件》。破格の映像美学と得意な緊迫感で事件の<リアル>に切迫する、実録サスペンスの傑作。



1996年4月28日日曜日。タスマニア島、ポート・アーサーで無差別銃乱射事件が発生。死者35人、負傷者15人。当時28歳の単独犯の動機が不明瞭であることも拍車をかけ、新時代のテロリズムの恐怖に全世界が騒然となった。

1996年4月28日日曜日。タスマニア島、ポート・アーサーで無差別銃乱射事件が発生。死者35人、負傷者15人。当時28歳の単独犯の動機が不明瞭であることも拍車をかけ、新時代のテロリズムの恐怖に全世界が騒然となった。



ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの凄まじい怪演!!解けない問いを生きる。



本作が描くのは、“ニトラム”と呼ばれた青年の〈生活〉と〈彷徨〉の日々。母は彼を「普通」の若者として人生を謳歌してほしいと願う一方、父は将来を案じ出来る限りのケアをしようと努めている。サーフィンに憧れている彼は、ボードを買うために庭の芝刈りの訪問営業を始める。そんなある日、ヘレンという女性と出会う……。

主人公を演じたのは、今ハリウッドで最も熱い視線を浴びる実力派スター、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。内面に巣食う孤独と劣等感、屈折した男性性を痛々しいまでのナイーブな演技で表現。カンヌ国際映画祭では7分間のスタンディングオベーションの賛嘆で迎え入れられ、見事主演男優賞を受賞した。