生きててよかった
PG12
日本
鈴木太一
木幡竜、鎌滝恵利、今野浩喜、柳俊太郎
オフィシャルサイト
2022ハピネットファントム・スタジオ


生きててよかった

相手にがむしゃらに向かって行くファイトスタイルで人気を博したプロボクサー・楠木創太。 しかし長年の闘いが体を蝕み、ドクターストップによって強制的に引退を迫られる。引退を機に恋人・幸子と結婚し、新しい生活をスタートさせるが、社会では全く役に立たず厳しい現実を痛感させられる。

悶々とした日々を過ごすある日、創太のファンだと名乗る謎の男から大金を賭けて戦う、欲望うずめく地下格闘技へのオファーを受ける・・・。



もう一度闘えることに、忘れかけた興奮が蘇り、空っぽの自分を埋めるように沸き立つアドレナリン。闘うことに取り憑かれた男の狂気と愚直なまでの生き様は果たしてハッピーエンドとなるか、バッドエンドとなるか?

昨年放送された、綾野剛主演のドラマ「アバランチ」では、綾野演じる主人公の“最狂の敵”を演じ、そのキレの良いアクションと独特の存在感で注目を集めた。本作でも、今までの日本のアクション映画の常識を覆す、演技を超えた本物の格闘を披露、まるでリングの上にいるかのような臨場感溢れる死闘を繰り広げている。



ドニー・イェンが認めた才能、逆輸入俳優・木幡竜!人生の逆転を懸けた主演デビュー作!!本物のアクションをスクリーンに叩きつける!



主人公・創太を演じるのは、自身もプロボクサーの経歴を持つ木幡竜。 プロボクサー、サラリーマンを経て一念発起で俳優を志すも芽が出ず不遇の時代を過ごしたが、オーディションで出演を勝ち取った中国映画『南京!南京!』(09)で高い評価を得ると、単身中国に渡り、翌年のアンドリュー・ラウ監督の『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』でドニー・イェンと死闘を演じる悪玉のトップを演じ一躍注目を浴びる。以来、中国を拠点に映画やドラマに出演。近年は『サムライマラソン』(19)で長谷川博己の敵役として、昨年は綾野剛主演のドラマ「アバランチ」で“最狂の敵”を演じ、遂に初主演作に辿り着いた。

これまでのアクション俳優たちと渡り合ったキャリアを武器に、過酷な減量とトレーニングで体脂肪率3%まで搾り上げた鋼のような肉体が魅せる本格アクションは、まさに規格外! 監督・脚本を務めたのは、『くそガキの告白』(12)がゆうばり国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞ほか4冠を獲得した鈴木太一。アクション監督には『ベイビーわるきゅーれ』(21)の園村健介。共演には鎌滝恵利、今野浩喜、栁俊太郎、長井短、銀粉蝶、火野正平など個性豊かな実力派が顔を揃えた。