ドライビング・バニー
The Justice of Bunny King
G
ニュージーランド
ゲイソン・サバット
エシー・デイビス,トーマシン・マッケンジー,エロール・シャンド,トニ・ポッター
オフィシャルサイト
2020 Bunny Productions Ltd

ドライビング・バニー

離れて暮らす幼い娘のために、誕生日パーティを開いてあげたい。そんな小さな願いを取り上げられたバニー、40歳。愛情豊かに子どもたちを育て、複雑な家庭事情に苦しむ姪にも救いの手を差し伸べる。人生どん底状態でも情とウィットを忘れない彼女が、なぜ家庭支援局で立てこもり事件を起こしてしまったのか?



経済的弱者が普通の家庭生活を送りたいと願うのは、高望みなのか。絶望という言葉すらよぎる厳しいドラマを、ユーモアと茶目っ気たっぷりのロードムービーに転換したのは、『ベイビーティース』(19)でオーストラリア・アカデミー賞助演女優賞を受賞したベテランのエシー・デイヴィス 。



バニーにお供する姪のトーニャには、『ジョジョ・ラビット』(20)や『ラストナイト・イン・ソーホー』 (21)で注目される若手実力派のトーマシン・マッケンジー。第20回トライベッカ映画祭審査員特別賞ほか世界で賞賛され、米批評サイトのロッテントマトで100%を獲得した心揺さぶる衝撃作がいよいよ公開する。



<ストーリー>

ある事情から、妹夫婦の家に居候中のバニー。娘とは監視付きの面会交流しかできない。それでも、明るい笑顔と気の利いたトークで車の窓拭きをして必死に働いている。夢は娘の誕生日までに新居へ引っ越し、家族水入らずの生活を再開させること。そんなある日、妹の新しい夫ビーバンが継娘のトーニャに言い寄る光景を目撃。カッとなったバニーはビーバンに立ち向かうも、家を叩き出されてしまう。 「家なし、金なし、仕事なし」運の尽きたバニーは救い出したトーニャと共に、ルールもモラルも完全無視の“子ども奪還作戦”に突っ走るー。