狼 ラストスタントマン
G
日本
六車俊治
南翔太 、高橋昌志、石田卓也、池上季実子
オフィシャルサイト
2022「狼 ラストスタントマン」製作委員会


狼 ラストスタントマン

CG全盛の時代に問う、 スタントマンの存在。 その意義と理由―。 豪華キャストで贈る アクション快作が誕生。



己の肉体、または乗り物を自在に操り、陸海空でアクションを魅せるスタントマン。常に生死を懸ける場に身を置きながら、自身が表に出ることは無い…。スタントの事故で父を亡くした星アキラと、その原因を作ったと懺悔の人生を歩む大久保豪。菊池寛の短編小説「恩讐の彼方に」を彷彿とさせる人間模様が交錯する本格アクション映画が誕生した。主人公・星アキラを演じるのは、ドラマ「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」シリーズ(07)で主演を務めて以降、幅広い活躍を見せる南翔太。アキラの復讐相手・大久保豪に、タカハシレーシングでスタントマンとしてのキャリアをスタートさせ、数々のスタントシーンを演じた髙橋昌志が本作で俳優デビュー。また、石黒賢、池上季実子、石田卓也ら実力派俳優が圧倒的存在感を示し、D1ドリフトプロドライバーの粟野如月が本人役で出演することも話題となっている。監督・脚本に『恋人はスナイパー』(04)、「クロステイル 〜探偵教室〜」(22)の六車俊治。



<ストーリー>

熱き漢たちの寡黙な 咆哮が聴こえるか? 因縁のスタント



≪ジャンピング・ロール・オーバー・シー・ダイブ≫ 星アキラ(南翔太)は、早くに父を亡くして母親とアメリカへ渡ってモトクロスのプロレーサーになるが、母の死をきっかけに帰国する。その理由は、父の事故死の原因となった元スタントマン、大久保豪(髙橋昌志)への復讐の為。叔母の夏目瞳(池上季実子)から「殺さないと約束するなら」と居場所を聞き出し、「俺もスタントマンになってケリをつける」と啖呵を切るが、豪は何も語らず、日本を代表する存在だった頃の面影はなかった。アキラは元スタントマンの藤堂仁(石黒賢)の下でトレーニングを始めるが、得意だったバイクも上手く操れない。藤堂から「事故なく早く走るのがレースだが、カースタントは派手にクラッシュを起こす。生きるか死ぬか。スリルの芸術だ」と諭されて練習を重ねていく―。ある日、車を回転させながら空中へと飛ばして海にダイブする仕事の依頼がアキラに舞い込む。それは、父が事故死したスタントだった…。さらに風雲急を告げる事態が巻き起こる―。