朽ちないサクラ
なし
スクリーン1
17:40 - 19:40
上映終了日:7/25
日本
原廣利
杉咲花、萩原利久、森田想、坂東⺒之助
オフィシャルサイト
2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

朽ちないサクラ

「孤狼の血」や「佐方貞人」「合理的にあり得ない」など数々のシリーズが映像化されている、大藪春彦賞作家の柚月裕子。 本作は彼女の「サクラ」シリーズのはじまりとなる「朽ちない サクラ」(徳間書店)の映画化となる。シリーズの主人公は 県の広報職員・森口泉、26歳。本来は捜査する立場にない ヒロインが、親友の変死事件の謎を独自に調査し、真相に迫っ ていく異色の警察小説だ。発行部数は続編の「月下のサクラ」と合わせて27万部を刊行する人気シリーズに育っている。



森口泉を演じるのは若手随一の演技派として絶大な頼を集め、 『市子』『52ヘルツのクジラたち』「片思い世界』と映画での主演が 続く杉咲花。単独主演作となる本作では、“事務職のお嬢ちゃん” が自責と葛藤を繰り返しながら、強さを手に入れていく姿を繊細 な演技で体現し、観客の目を釘付けにする。泉のバディ的な存在となる年下同期の磯川俊一には、主演作「美しい彼」シリーズで ブレイクした萩原利久が扮する。泉への好意をポケットに隠しつつ、泉の調査を献身的にサポートする好青年役で、フレッシュな魅力 を放っている。泉の上司で元公安の富樫俊幸を演じる安田顕は、贅肉を削ぎ落としたいぶし銀の演技で魅了する。一連の事件を 捜査する県捜査一課の梶山浩介には豊原功補。静の富樫と動の 山というコントラストが、2人のベテラン俳優の迫真の演技によって生み出されている。さらに、森田想、坂東巳之助、遠藤雄弥、 駿河太郎、藤田朋子ら実力派俳優たちが、鍵となるキャラクターを演じている。



愛知県で桜の季節にオールロケスクリーンで見るべき映像美とカタルシス

メガホンをとる原廣利は、「帰ってきたあぶない刑事」(5月 24日公開)の監に抜擢された注目株だ。「ウツボラ」(23年 /WOWOW)や撮影監習も務めた「日本ボロ宿紀行」(19年 /テレビ東京)など多くのドラマ作品を演出し、長編映画は本作 が第2作となる。警察メミステリーメサスペンスという王道 のエンタテインメントに洗練されたノワールの味付けを施し、 主人公が己の正義感に目覚めていく成長譚として見事に仕立て ている。原作の舞台は架空の土地だったが、映画では舞台を愛知県に設定し、岡崎市周辺でオールロケを行った。神社や川の シーンで咲き誇っている美しい桜はすべて本物。泉が桜吹雪の 中である決意を固め、前を向くラストシーンのカタルシスと映像美が、ジャンル映画の枠を打ち破る。



<ストーリー>

愛知県平井市在住の女子大生が、度重なるストーカー被害の末に、 神社の長男に殺害された。のちに、平井中央署生活安全課が女子 大生からの被害届の受理を先延ばしにし、その間に慰安旅行に行っ ていたことが地元の米崎新聞に独占スクープされる。県謦広報広 聴課の森口泉は、親友の新聞記者・津村千佳が約束を破って記事 にしたのではないかと疑い、千佳は身の潔白を証明するために調 査を開始し、1週間後に変死体で発見される。自分が疑ったから、 千佳は何者かに殺されたに違いないーー。自責と後悔の念に突き 動かされた泉は、親友の弔い合戦に身を投じる。そして彼女は、 ストーカー殺人と警察の不祥事に、かつて大事件を起こしたカルト宗教団体が絡んでいることを知り......。