ありふれた教室
Das Lehrerzimmer
G
ドイツ
イルケル・チャタク
レオニー・ベネシュ、レオナルト・シュテットニッシュ、エーファ・レーバウ、ミヒャエル・クラマー
オフィシャルサイト
if… Productions/ZDF/arte MMXXII


ありふれた教室

正義や真実をのみ込んでいく 衝撃的なストーリー展開と圧巻のエンディング

社会の縮図である学校の <不都合な真実>を抉り出す脅威の問題作



第73回ベルリン国際映画祭で上映されW受賞を果たしたのを皮切りに、ドイツ映画賞主要5部門受賞、アカデミー賞国際長編映画賞ノミネートなど、世界の映画祭を席巻。教育現場のリアルな現実に根ざし、世界中の学校やあらゆるコミュニティーでいつ暴発しても不思議ではない“今そこにある脅威”を見事にあぶり出す。現代社会の縮図というべき“学校”を舞台に描く、極限のサスペンス・スリラーが誕生した。



<ストーリー>

新任教師の前に立ちはだかる学校の歪んだ教育システム 彼女の行き着く先にあるものとはー



仕事熱心で正義感の強い若手教師のカーラは、新たに赴任した中学校で1年生のクラスを受け持ち、同僚や生徒の信頼を獲得しつつあった。そんなある日、校内で相次ぐ盗難事件の犯人として教え子が疑われる。校長らの強引な調査に反発したカーラは、独自の犯人捜しを開始。するとカーラが職員室に仕掛けた隠し撮りの動画には、ある人物が盗みを働く瞬間が記録されていた。やがて盗難事件をめぐるカーラや学校側の対応は噂となって広まり、保護者の猛烈な批判、生徒の反乱、同僚教師との対立を招いてしまう。カーラは、後戻りできない孤立無援の窮地に陥っていくのだった……。

観る者の[倫理観]が試される、破格の映画体験- 驚愕のラスト、あなたは何を見出すのかー?