バルーン 奇蹟の脱出飛行
東西冷戦時代、東ドイツの家族の脱出劇。
自由って、平和と同様にかけがえのないものなんだと思います。当たり前すぎて、そのことに感謝することは日々の生活ではありませんが、尊いものなんだと改めて本作品を観て思いました。最近、デヴィッド・ボウイが1987年にベルリンの壁の近く(西ベルリンで開催されたが、東ベルリンにも聴こえるようスピーカーを設定して)行った野外コンサートのドキュメンタリーを観たのですが、音楽が制限されている生活というのは想像できません。
そんな共産国での生活を背景に、気球での脱出を試みる過程は、かなりドキドキはらはら。手に汗握ります。やっぱりこういう作品を観るには、外の光を遮断してどっぷりストーリーの中に入り込める映画館で見るのが一番です!
カテゴリー: