ルート29
G
スクリーン1
10:00 - 12:00
上映終了日:1/23
日本
森井勇佑
綾瀬はるか、大沢一菜、伊佐山ひろ子、高良健吾
オフィシャルサイト
2024「ルート29」製作委員会


ルート29

監督デビュー作『こちらあみ子』(22)で、第27回新藤兼人賞金賞をはじめ、数多くの賞を受賞し、多くの映画ファンを魅了した森井勇佑。2作目を待ち望まれていた森井監督が中尾太一の詩集「ルート29、解放」からインスピレーションを受け、姫路と鳥取をつなぐ1本の国道29号線を1ヵ月近く実際に旅しながら、独創的なオリジナル脚本を書き上げた。



他者と交わろうとしないひとりぼっちの主人公のり子を演じたのは綾瀬はるか。彼女は森井勇佑監督の前作『こちらあみ子』が大好きだったという。本作のオファーを受け、「台本を読んだら、自然と涙が流れていました。読めば読むほど毎回大好きになる不思議な台本でした」と出演を決意。それは、風変わりな女の子ハルを連れて旅に出る主人公のり子の物語。旅先での様々な出会い、次第に深まる2人の絆によって、悲しみや喜びなどのり子の心がだんだんと満たされていく。綾瀬と同世代の森井監督が強力タッグを組み、今までにみたことのない新たなロードムービーを誕生させた。



旅の相棒ハルに『こちらあみ子』で強烈な個性を放った大沢一菜。高良健吾、河井若葉、市川実日子ほか、実力派キャストたちが集結。主題歌「Mirror」はBialystocksが書き下ろし、映画本編の音楽も手がけた。



<ストーリー>

他者と必要以上のコミュニケーションをとることをしないのり子は、鳥取の町で清掃員として働いている。ある日、仕事で訪れた病院で、入院患者の理映子から「姫路にいる私の娘をここに連れてきてほしい」と頼まれた彼女は、その依頼を受け入れ、単身で姫路へと向かう。理映子から渡された写真を頼りに、のり子が見つけることができたハルは、林の中で秘密基地を作って遊ぶような風変わりな女の子だった。初対面ののり子の顔を見て、「トンボ」というあだ名をつけるハル。2匹の犬を連れた赤い服の女、天地が逆さまにひっくり返った車の中に座っていたじいじ、「人間社会から逃れるために旅をしている」と語る親子、久しぶりに会った姉など、さまざまな人たちと出会いながら、姫路から鳥取まで一本道の国道29号線を進んでいく2人の旅が始まった──。