セカンドステップ 僕らの人生第2章
2024年サンダンス映画祭にてプレミア上映されUSドラマ部門審査員大賞、第74回ベルリン国際映画祭ではパノラマ部門観客賞にノミネートし、ソニー・ピクチャーズ・クラシックスが全世界配給権を獲得した本作。製作に『aftersun/アフターサン』、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』などのA24作品ほか、数々のクオリティムービーを手がけるティム・ヘディントンが参加。監督は、ザ・ニューヨーカー誌が「今日活躍するインディペント映像作家の中で、最も独創的な一人である」と称賛したネイサン・シルヴァー。本作が日本初公開となる。
主演ベン役にはウェス・アンダーソン作品の常連俳優であるジェイソン・シュワルツマン(『グランド・ブダペスト・ホテル』、『アステロイド・シティ』)、カーラ役はアカデミー賞主演女優賞ノミネート歴もあるキャロル・ケイン(『狼たちの午後』、『アニー・ホール』)を迎え、実力派俳優たちが集結。
ユダヤ教独自のカルチャーをモチーフに、先唱者なのに歌えなくなった人生中盤40歳のベン、70歳だけれどバット・ミツバ=13歳の成人式をしたいカーラ、レズビアンの母親たち、異教徒とのクロスオーバーなど、現代的な多様性を取り入れ、物語が面白く展開していく。予期せぬ出会いによって再び人生が奏ではじめる主人公たちの姿から、「人生はいつでも再スタートできる。何が起こるかわからないから面白い」という前向きなメッセージを受け取るだろう。
<ストーリー>
舞台は、NY郊外。事故で突然妻を失い、信仰の危機に陥ったユダヤ教の先唱者ベンと彼の音楽教師だったカーラとの奇跡の再会。ユダヤ教徒の13歳の成人式“バット・ミツバ”をしたいという彼女の長年の夢を叶えようと時間を共にする中、ベンとカーラは諦めかけた自分の人生を取り戻していく。
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