ぶあいそうな手紙
ブラジル映画といえば『シティ・オブ・ゴッド』が思いつくのですが、全然違うタイプのお話しです。なんか、やっちゃいそうで、やられちゃいそうで、ハラハラしたりもするのですが、とてもほのぼのといい感じの、心温まる作品です。
ブラジルの映画なのですが会話はポルトガル語ですが(危うくブラジル語といいそうになりました)、主人公のエルネストがお隣のウルグアイ人で、手紙の差出人もウルグアイ人なので、手紙はスペイン語で語られます。
原題の『Aos olhos de Ernesto』は、「エルネストの目を通して」という意味です。視力が落ちても、手紙の内容を聴きながら、年老いたエルネストは何を思い浮かべ、何を思い、何をみるのでしょうか。
人生いくつになっても、夢はみていたいものだなぁと、しみじみ思いました。見終わったら、大切な人に会いに行きたくなります。心暖まるかわいくて素敵な作品なので、ぜひ、劇場にてご鑑賞ください。
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