ぶあいそうな手紙
Aos olhos de Ernesto
G
ブラジル
アナ・ルイーザ・アゼベード
ホルヘ・ボラーニ、ガブリエラ・ポエステル、ジュリオ・アンドラーヂ、ホルヘ・デリア
オフィシャルサイト
CASA DE CINEMA DE PORTO ALEGRE 2019


ぶあいそうな手紙



ブラジル映画といえば『シティ・オブ・ゴッド』が思いつくのですが、全然違うタイプのお話しです。なんか、やっちゃいそうで、やられちゃいそうで、ハラハラしたりもするのですが、とてもほのぼのといい感じの、心温まる作品です。

ブラジルの映画なのですが会話はポルトガル語ですが(危うくブラジル語といいそうになりました)、主人公のエルネストがお隣のウルグアイ人で、手紙の差出人もウルグアイ人なので、手紙はスペイン語で語られます。



原題の『Aos olhos de Ernesto』は、「エルネストの目を通して」という意味です。視力が落ちても、手紙の内容を聴きながら、年老いたエルネストは何を思い浮かべ、何を思い、何をみるのでしょうか。

人生いくつになっても、夢はみていたいものだなぁと、しみじみ思いました。見終わったら、大切な人に会いに行きたくなります。心暖まるかわいくて素敵な作品なので、ぜひ、劇場にてご鑑賞ください。