シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!
新年明けましておめでとうございます。昨年は世界規模のパンデミックで、現実が映画の世界のような年でしたが、今年は明るくスタートしたいという方におすすめの作品です! コメディあり、感動あり、前向きで、とっても元気になれます!
『シラノ・ド・ベルジュラック』といえば、フランスだけでなく世界中で上演されている戯曲で、映画にもなっています。舞台はみたことありませんが、1980年代の『愛しのロクサーヌ』というアメリカ映画や、彼のためにあるような役だと思った鼻のジェラール・ドパルデュー主演のフランス映画『シラノ・ド・ベルジュラック』は、ご存知の方いらっしゃるのではないでしょうか。
舞台は、19世紀末のパリ。アールヌーボーの代表的画家アルフォンス・ミュシャのミューズであるサラ・ベルナールが登場するところから始まります。サラ・ベルナールといえば、ヴィクトル・ユゴーやオスカー・ワイルドに戯曲(あの「サロメ」ですよ!)を注文するベル・エポックの寵児。その彼女がコンスタン・コクランのために戯曲を書くようエドモン・ロスタンに依頼したのが『シラノ・ド・ベルジュラック』というストーリー。
コミカルにコメディで、クスッと笑いながら、どんどん話に引き込まれ、最後まで一気に楽しめます。やっぱり、お正月は映画館で映画!という方、コロナ第三波きてますが、ソーシャルディスタンスとれる、換気もしっかり行なっている当館でぜひご鑑賞くださいませ。
カテゴリー:フランス映画