ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実
The Last Full Measure
G
アメリカ
トッド・ロビンソン
セバスチャン・スタン、クリストファー・プラマー、ウィリアム・ハート、エド・ハリス
オフィシャルサイト
2019 LFM DISTRIBUTION, LLC

ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実

いやぁ、もう、久々にコテコテのアメリカぁ〜ンな映画見ました。(私的にはですが)これぞ、「ザ・アメリカ!」な内容です。(これまた私的にですが)トランプ(元大統領)も、不動産会社経営からリアリティショーを持つようになり嘘かと思うような形で大統領にまでなり、ものすごく「ザ・アメリカ!」なのですが、(あくまでの私的に)アメリカの嫌なところというか、、、。オレ様は正しい!と一方的に個人の正義感で強引に周りに有無を言わせず力づくで物事進める、というアメリカの側面をそのまま形にしたような政治だったとすると、同じ正義感でも本作『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』は、個人であっても大きな力に対して正義感を貫き通す強さで、アメリカの素晴らしい側面だと思うのです。(しつこいようですが、あくまで私の観点です。)



私の主観は置いておきまして、、、本作で見られる熱いアメリカって好きです。真実を追い求める、正義のために戦う、一人を犠牲にしない、熱いです。熱くてギラギラに燃えてますが、くどくない。この熱さ、日本でやるとなんだかクサくなってしまいますが、アメリカだとかっこいいよいから、そういう意味ではアメリカ、かっこいい一面があるのは事実なのでしょう。



ストーリーは、語りません。直球ストレートの熱い映画なので、グッと惹き込まれること間違いなしです。タイトルになっている「ラスト・フル・メジャー」ってどういう意味なのかなと思っていたら、ストーリーの中で明かされます。感動しました。私も、何かあった際は、ラスト・フル・メジャーでがんばりたいと思います。(←意味がわからない方は、ぜひ劇場にて答えあわせしてください!)



ウィリアム・ハート、エド・ハリス、サミュエル・L・ジャクソンなど往来の名優がいい味出しています。ピーター・フォンダってまだ生きていたんだ!とびっくりしたら、この作品が最後の作品となってしました。そんな名優の中にあって、セバスチャン・スタンもとてもがんばっていて、ケチのつけどころない良作です。