デニス・ホー　ビカミング・ザ・ソング

デニス・ホーって、香港でとってもとっても有名な歌手（であり、女優であり、活動家）なんですね。知らなかった。そして、雨傘運動（革命）は、もちろん知っているのですが、３年くらい前な気がしていたのですが、なんと７年も前のことなんですね、、、びっくりしました。



香港がイギリスが中国に変換されてから、もう30年以上経つんだということにも改めてびっくり。その時、中国は香港の自治を2047年まで約束したにもかかわらず、じわじわと香港の人々を共産主義で囲いこんでいっている「今」。香港に住む友人が、香港はとても社会的なこと、政治に関心が高い人が多く、いろんな可能性を考えて「今」を生きている、と言っていましたが、自分の生まれ育った場所が、大きな力に飲み込まれている感覚はいろんな可能性を考えていたとしても、心地いいものではないんだろうなぁ、とこのドキュメンタリーを見て思いました。



それにしても、デニス・ホー、かっこいい！　香港ポップス、全く聴いたことありませんでしたが、デニス・ホーの歌は、とても心に染み入るものがありました。YouTubeで探して聴いてみたのですが、歌詞がわかった方が心に響くとわかったので、デニス・ホーの曲が歌詞の字幕つきで見られるこのドキュメンタリーは歌姫のドキュメンタリーとしても絶品！　かっこいいので、ぜひぜひ劇場でご覧ください。