ハスラーズ
Hustlers
PG12
アメリカ
ローリーン・スカファリア
コンスタンス・ウー、ジェニファー・ロペス、ジュリア・スタイルズ、キキ・パーマー
オフィシャルサイト
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ハスラーズ

ジャネット・ジャクソンの「コントロール」のセリフから始まる冒頭のシーンはかっこよくて、支配(コントロール)されるのではなく、支配(コントロール)するという強い意思を感じるジャネットの歌詞は本作品を象徴しています。



映画の中では、80年代、90年代、2000年代を代表するような曲がだっぷり使用されていて、アメリカのポップス好きにはたまらない懐かしさが込み上げてくると思います。個人的にはフィオナ・アップルの「クリミナル」が嬉しかったです。



音楽だけでなく、他にもいろいろかっこいいのですが、一番かっこいいのは、J Lo(ジェニファー・ロペス)です。彼女の見事なボディとポールダンスは、お金が舞うのも納得の「さすが」を通り越して驚嘆の域に達しています。姉御肌っぷりの役もかっこいいし、説得力のあるJ Loの演技も素晴らしい!オスカーにノミネートされていいくらいの演技力だったと思うのです(が、オスカーというのは結構不公平な賞なので、ノミネートされなかったから賞賛に値しない、というわけではありません)。



「クレイジー・リッチ」で旬なコンスタンス・ウー、リゾやカーディ・Bなど、出てくる女性たちが、年齢、人種、体型など多様なのもいいと思います。女の友情もいい感じに描かれています。監督も女性。「私たち、最強だったよね」っていうセリフ女性が着飾って、背筋を伸ばして、胸張って歩くシーンも最高にかっこいいです。音楽かっこいいし、圧巻のJ Loのボールダンスなど、いろいろと見応えのある作品です。ぜひスクリーンでご鑑賞くださいませ。