わんぱく戦争
美しい自然に囲まれた南フランスの片田舎
今日も悪ガキたちが”わんぱくマーチ”に乗って戦争ごっこに明け暮れる…
60年前世界中で大ヒットした子供映画の傑作がスクリーンに戻ってきた‼
フランスの国民的作家ルイ・ペルゴーの小説「ボタン戦争」を舞台俳優出身の監督イヴ・ロベールが、『禁じられた遊び』のシナリオを書いたフランソワ・ボワイエと共同で脚色した作品。
南フランスの田舎の風景をバックに、軽快なタッチで描かれる子供たちによる争いは、当時のフランス社会を面白おかしく風刺している。日本も含め世界中でヒットし、その後も各国でリメイクが作られるなど人気を博した。中でも愛くるしいキャラクターの”ちびジビュス”の口癖「嫌になっちゃう、来なきゃよかったよ」はフランスではあまりにも有名な流行語となった。そんな不朽の名作が製作から60年の時を経て、デジタルリマスター版となってスクリーンに戻ってきた!出演した100人の子供たちは演技経験の全くない素人だったが、元気あふれる自然な演技に世界中の観客が魅了された。
<ストーリー>
南フランスの片田舎。
美しい自然の中で、今日も人々は平和な営みを続けている。
だが、子供たちの世界は別だった。
彼らは自分たちの秩序をつくり、その中であり余る生命力をぶつけ合うのだ。
となり合った二つの村、ロンジュヴェルヌとヴェルランの子供たちは、いつも睨み合っていた。
ロンジュヴェルヌの大将は体の大きい ルブラック。
片やヴェルランの首領は ラズテック。
戦場は村の境界にある砂地の原っぱ。
勝った方が戦利品として相手の服のボタンをむしり取っていた。
ある日ルブラックは、戦いに負けてボタンを奪われた挙げ句、家に帰ると親に大目玉を食らってしまった。
今度は何とか無傷で勝ちたい。
そこである妙案を思いつくのだった…。
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