リスペクト

アレサ・フランクリン。もちろん知っていますし、曲も有名どころは知っていますが、どのような人生を送った人なのかまでは知りませんでした。去年上映したアレサ・フランクリンの教会でのライブ『アメイジング・グレイス　アレサ・フランクリン』で動く実物のアレサを観ていたのですが、ジェニファー・ハドソンの演じるアレサ（顔が似ている訳ではないのに、ちょっとした仕草や表情などが）似てるんです。そして、ジェニファー・ハドソンの歌唱力も素晴らしくて感動ものです。



『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリー、『ロケットマン』でエルトン・ジョン、『ジュディ 虹の彼方に』でジュディ・ガーランドと、（観てませんが）『スターダスト』でデービッド・ボウイとここ最近大物ミュージシャンの伝記映画が続いていますが、これらの音楽性の強い映画が好きなら、アレサ・フランクリンのことを知らなくても楽しめると思います。音楽に興味がなくても、キング牧師の公民権運動などに関心があれば、そちらの方向からも観ることができます。



アレサ・フランクリンの壮絶な人生を知ると、72年の協会でのゴスペルライブの意味と、その素晴らしさがより深みを増します。うん、いろいろとすごい。本作を観るとまた『アメイジング・グレイス　アレサ・フランクリン』が観たくなります。一緒に再演考えたんですけど、、、。



とにかく劇場で観てよかったと思える作品ですので、音響のいい刈谷日劇にてぜひご鑑賞ください。