上流社会
High Society
なし
アメリカ
チャールズ・ウォルターズ
ビング・クロスビー、グレース・ケリー、フランク・シナトラ、ルイ・アームストロング
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上流社会

テアトル・クラシックス ACT.1

誰もが知る不朽の名作や、密かに人気を博す隠れた傑作を東京テアトルのセレクションで送るスペシャル・プログラムが誕生。往年の映画ファンには古き良き時代の思い出の作品を再びスクリーンで堪能する喜びを、これまで旧作に馴染みのなかった若い世代にはクラシック映画の素晴らしさをお届けします。

テアトル・クラシックス第1弾は「ミュージカル映画」特集。心躍り、体が弾む、極上の音楽エンターテイメント6作品を一挙上映!鮮やかに彩られた音楽、美しく奏でられる名曲、瑞々しく輝く往年のスターたち。時を超えて愛され続けるミュージカル・コメディが、熱狂と高風に満ちた夢の世界へお連れします。

『上流社会』

1950年代半ばのロング・アイランドの大邸宅を舞台に、再婚しようとするセレブなお嬢様、まだ前妻に未練がありそれを阻止しようとする元夫、式を取材しに来た記者たちが入り乱れる。キャサリン・ヘプバーンが舞台・映画共に主演し大好評だった『フィラデルフィア物語』を基に、コール・ポーターの歌曲を用いてミュージカル化した。

お嬢様役グレース・ケリーにとっては、モナコ大公との結婚前最後の映画出演作品となり、彼女を取り巻く男性陣に、演技も歌も達者なビング・クロスビー(元夫)とフランク・シナトラ(記者)を配したことで、ポーターの新曲が一層引き立った。名曲として残るビングとグレースのデュエット「トゥルー・ラブ」の調べに乗せて、幸せだった頃をうっとりと思いだすグレース・ケリーが美しい。サッチモこと愛すべきジャズの大御所ルイ・アームストロングが本人役で登場し、仲間たちとの唄と演奏で映画の幕が開くのもご機嫌。監督は『イースター・パレード』と同じくウォルターズが務めた。