やがて海へと届く
PG12
日本
中川龍太郎
岸井ゆきの、浜辺美波、杉野遥亮、中崎敏
オフィシャルサイト
2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会

やがて海へと届く

主演:岸井ゆきの×出演:浜辺美波 が強い絆で結ばれた「親友同士」にいま最も勢いがある、世代を代表するふたりの夢の競演!

主演を務めるのは、『愛がなんだ』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その卓越した演技力の高さで映画・テレビ・舞台と幅広く活躍する岸井ゆきの。突然いなくなった親友を想い続ける主人公・真奈の繊細な心の機微を、魂のこもった演技で挑み圧倒させる。親友のすみれを演じるのは、『映画 賭ケグルイ』をはじめ、映画のみならずテレビやCMなど引く手数多の活躍で、『シン・仮面ライダー』のヒロインにも抜擢された浜辺美波。自由奔放で少しミステリアスな、不思議な魅力を持つすみれを存在感たっぷりに演じている。いま最も勢いがある、世代を代表する俳優ふたりの夢の競演。映画初共演とは思えない、深い絆を感じさせる親密な表情が全編に散りばめられている。さらに、TV・CMで大ブレイク中の俳優・杉野遥亮をはじめ、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研と豪華俳 優陣が集結。真奈やすみれを囲む人びとの姿がみてとれる。



最注目作家・彩瀬まる氏の同名小説を、監督・中川龍太郎が実写映画化! 台詞、映像、アニメーション、音楽― 普遍的でありながら、唯一無二の世界観を作り出す。

原作は、いま最も注目される作家の一人・彩瀬まるによる同名小説「やがて海へと届く」(講談社文庫)。壮大なスケー ルと幻想的な描写から「実写化困難」とも囁かれていた作品に挑戦したのは、モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞するなど国内外で注目される中川龍太郎。詩人としても活躍する監督が綴る心に残る詩的な台詞をはじめ、圧倒的な映像美、アニメーションとのコラボレーション、琴線に触れる旋律の数々、それらが観る者の心を掴んで離さない。喪失から再生へと向かう普遍的な物語でありながら、中川監督ならではの新しいアプローチによって、唯一無二の世界観を作り出すことに成功した。



<ストーリー>

あなたのことを、私はどれだけ知っているのだろう。ある日突然、親友がいなくなった。あれから5年ー。忘れたくない思い出と、知らなかった彼女の秘密。



引っ込み思案で自分をうまく出せない真奈は、自由奔放でミステリアスなすみれと出会い親友になる。しかし、すみれは一人旅に出たまま突然いなくなってしまう。あれから5年―真奈はすみれの不在をいまだ受け入れられず、彼女を亡き者として扱う周囲に反発を感じていた。ある日、真奈はすみれのかつての恋人・遠野から彼女が大切にしていたビデオカメラを受け取る。そこには、真奈とすみれが過ごした時間と、知らなかった彼女の秘密が残されていた…。真奈はもう一度すみれと向き合うために、彼女が最後に旅した地へと向かう。本当の親友を探す旅の先で、真奈が見つけたものとはーー切なくも光が差すラスト、誰しもの心に寄り添う感動作が誕生した。