ツユクサ
G
日本
平山秀幸
小林聡美、平岩紙、斎藤汰鷹、江口のりこ
オフィシャルサイト
2022「ツユクサ」製作委員会


ツユクサ

今を、明るく、元気に、前向きに生きる人たちに贈る、どこにでもある大人のおとぎ話。



人は、誰だって幸せを求めて生きていますが、長い人生、幸せを見失ってしまうことだってあります。そんな時は、立ち止まってもいい。少し立ち止まって、また歩き出せばいい──。この映画は、脚本家 安倍照雄によるオリジナルストーリーを、『愛を乞うひと』『閉鎖病棟 −それぞれの朝−』など、さまざまな視点から人生を描いてきた平山秀幸監督が映像化。旧知のふたりが10年以上あたため続けてきた人生讃歌の物語です。過去を抱えながらも「今」を生きる主人公・五十嵐芙美の姿を、これから訪れるであろう幸せや希望を、爽やかに映し出しています。



主演は小林聡美。『かもめ食堂』『めがね』で人生の豊かさを表現してきた彼女が、この『ツユクサ』でも丁寧に生きることの大切さを、より大人の視点で優しく導いていきます。脇を固めるのは、抜群の安定感と演技力を兼ね備えた松重豊、平岩紙、江口のりこ。ちょっぴりコミカルで、じんわり心に沁みてくる、熟達した俳優たちの味わい深い掛け合いも見どころです。 また平山監督たっての希望から、1969年の昭和の名曲「あなたの心に」(ビクターエンタテインメント/中山千夏)が本作のエンディング曲として起用され、大人の人生にそっと寄り添ってくれるようなホッコリあたたかい映画が完成した。



<ストーリー>

とある小さな田舎町で暮らす芙美(ふみ)。 気の合う職場の友人たちとほっこり時間を過ごしたり、うんと年の離れた親友の少年と遊びに出かけたり、ある日、隕石に遭遇するというあり得ない出来事を経験したり。そんなふうに日々の生活を楽しく送るなかで、ときおり見え隠れする芙美の哀しみ。彼女がひとりで暮らしていることには理由があって、その理由には“ある哀しみ”があって、そして草笛をきっかけに出会った男性と恋の予感も訪れて……。