エンドロールのつづき
Last Film Show
G
インド・アメリカ・フランス合作
パン・ナリン
バビン・ラバリ、リチャー・ミーナー バ、バベーシュ・シュリマリ、ディペン・ラバル
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エンドロールのつづき

彩るのは珠玉のインド映画の数々。 夢をつかんだ少年の、驚くべき実話から生まれた感動作!



チャイ売りの少年が映画と出会い、やがて世界で活躍する映画監督になる――。監督自身の驚くべき物語を映画化し、本年度アカデミー賞®国際長編映画賞インド代表に選出!世界中の映画祭で5つの観客賞を受賞し、さらにバリャドリード国際映画祭では最高賞にあたるゴールデンスパイク賞をインド映画として初めて受賞するなど、世界中の映画祭から喝采を浴びた話題作。大きな夢を抱く主人公には3,000人の中から選ばれた新たな才能、バヴィン・ラバリ。そして“映画”への溢れんばかりの愛情を込めて本作を監督したのは、主人公のモデルでもあるパン・ナリン。観客が一体となった映画館、スパイスたっぷりの手料理、陽気な音楽とダンス…どこか懐かしいインドの魅力が満載で贈る、幸せで希望溢れる物語が誕生した。



これは、監督自身の物語。 敏愛する巨匠監督たちへのオマージュをちりばめた、映画へのラブレター。

監督・脚本はインドのグジャラート州出身者として初の米アカデミー会員に選ばれ、世界中の映画祭で輝かしい功績を持つパン・ナリン。BBCやディスカバリーチャンネルのドキュメンタリーを手掛けた経験を活かし、本作では自身の故郷であるグジャラート州でのロケを敢行。大自然の音や光の撮影方法にこだわり、映画は映画館でしか観られなかった時代のゆったりとした時間の流れや、幼い頃の飽くなき探求心を、見事な美しい映像で表現した。オーディションを勝ち抜いた主演のバヴィン・ラバリは、本作が演技初挑戦とは思えないような豊かな表情で、観客の心を虜にする。父親役のディペン・ラヴァルやファザル役のバヴェーシュ・シュリマリ、そしてサマイの仲間たちを演じた愛嬌溢れる子役たちも全員グジャラート州出身であることにこだわり、監督の幼少期の思い出が詰まった故郷の、独特な雰囲気や風情を見事に再現した。



監督が敬愛するリュミエール兄弟、エドワード・マイブリッジ、スタンリー・キューブリックなど、ちりばめられた数々の巨匠監督たちに捧げるオマージュを見つけるのも本作の楽しみ方のひとつ。世界で一番の映画ファンだと語る監督が、世界中の映画ファンへ贈る映画へのラブレター。今もなおインドに存在する階級制度や貧困というテーマを背景に、大きな夢を抱き未来を照らす光を追い続ける少年の姿に希望をもらえる、宝箱のような感動作!