コリーニ事件
ナチスが起こした悲劇は、人類史上最悪の一つだと思います。
そのナチスを生んだのはドイツですが、その過ちに対しドイツは今でも償っています。75年以上経った今でも、ドイツ(や関連する国)では、当時の罪を犯した人たちは裁かれ続けています。
戦争というものがナチスを作ったのか、ナチスが戦争を起こしたのか。どちらであったとしても、戦争というものは、人を尋常ではない境地に貶めるのだと思います。戦争という名の下に置いては正しいとされたことも、時代代わって平和な世になり裁かれる、、、はずが、法の不備で裁かれないこともある。
そんな理不尽な悲劇が生んだ悲劇の話ですが、戦争で起こした間違いに、今も目を逸らず向き合っているドイツは、なんと日本と違うのだろうと思いました。同じような主題で、主演のケイト・ウィンスレットが、アカデミー賞の主演女優賞を受賞した『愛を読むひと』を思い出しました。
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